9月19日はCLAの修了式がありました。。新しい学年になってから1年。学長先生から修了証を受け取る子ども達の表情や態度は随分とたくましくなりました。
入園時、教室に入ることができなかったお友達もいました。先生のお話を聞くのが苦手なお友達もいました。小学部では、難しい勉強につまずき苦労したお友達もいましたね。しかし、この1年、先生や友達と一緒に学習する中で、どんどんと自分の「できる」を増やしていくことができました。先生たちは、1年間みんなが元気に登校し、たくさん成長してくれたことをうれしく思います。来年度もお友達と先生とたくさん勉強しましょう。
保護者の皆様、1年間、学校の活動にご理解、ご協力をありがとうございました。休みの期間に、難しかった勉強の復習をしたり、次の学年の予習をしたりして10期に向けて準備してください。子ども達が10期に意欲と期待をもち、元気に登校してくることを心よりお待ちしています。
長期休業中も生活を整え、よい時間を過ごされますことをお祈りいたします。
1年間、本当にありがとうございました。
学長の挨拶
【2025年度を終えて】
2025年9月シーセフリーダーズアカデミーは幼稚園・小学校が完了し、6年生全員が修了生となりました。
2016年に幼稚園を開校してからこれまでの間、コロナによる休校などもあり、決して簡単ではない9年間でしたが、皆様のご協力のおかげて今日まで運営することができました。ありがとうございました。
次年度より、シーセフ日本およびカンボジア政府からの要請もあり、シーセフリーダーズアカデミーは、インターナショナル・スクールに切り替わります。これまで説明させて頂いた通り、ご家庭に多少の負担をお願いしますが、スタッフ、教育設備、カリキュラム等のさらなる充実を目指して、職員一同精進して参ります。よろしくお願い致します。
さて、学年を終えるにあたって、年間を振り返ってみると、この2学期は大きな行事がいくつかありました。最初に、すららコンペです。初めてカンボジアで行われたICT型の算数コンテストですが、本校のソヴァッタニーさんが小学校部門で見事優勝しました。また、CJCCの日本語能力検定でも受験者は、ほぼ合格しました。対外的な審査を通して生徒の成長が確認できました。
次に、6年生の修学旅行です。日本では学習の成果を宿泊研修を通して確認します。キリロムでの集団生活は生徒にとって心に残るものだったと思います。また、日本文化体験事業も行われました。これは日本の地方都市がカンボジアの子どもを招聘するプロジェクトでした。大変ハードなスケジュールでしたが、子どもたちは一生懸命取り組んでくることができました。
最後に、カンボジア初の小学校卒業認定試験です。昨年、実施勧告があり、準備してきましたが、今年、国際紛争の影響を受けて急遽中止となりました。CLAでは、中学進学認定試験として、予定通り実施。若干名試験未受験のため追試補習者がおりますが、その他の生徒は全員合格。日本留学に向けて、生徒の学力がしっかり身についていることがわかります。
来年度は、新しい中学で、さらに高度な学習を積み上げることになります。
インターナショナルになっても、学校の目指すものは変わりません。ひとり一人に丁寧な教育を提供していきます。今後ともご理解とご協力をお願いいたします。
第1領域の様子
【生活発表会】
保護者の皆様、子どもたちの生活発表会にご参加いただき、ありがとうございました。
子どもたちは1年間を通して様々な活動を学び、当日は生徒たちの成長を披露する日となりました。子どもたちは歌や「កូនមាន់តឿ」のダンス、楽器演奏など、とても上手に、そして一生懸命にパフォーマンスを披露してくれました。子どもたちの努力と成長を感じていただければ幸いです。
【卒園式】
9月17日(水)、幼稚園部で卒業証書授与式を行いました。
担任の先生が卒園生の名前を呼ぶと、元気に返事をして、学長先生から堂々と修了証を受け取る姿に3年間の成長を感じました。
「សុវណ្ណភូមិដីខ្មែរ」と「世界が一つになるまで」の歌を歌い、卒業証書を受け取る子どもたちは、保護者の方々の前で自信に満ちた表情で美しく歌い上げました。そして、3年間の成長を振り返る楽しい活動のビデオを鑑賞し、幼稚園を終えたことを誇りに思い、小学校入学への期待を膨らませていました。とても温かい式になりました(*^^*)
第2, 3領域の様子
【三者面談】
9月15日(月)から17日(水)にかけて、保護者の皆様、お子様、担任の先生方による三者面談にご協力いただき、誠にありがとうございました。担任の先生方は、お子様の学校での学習状況、学習の進捗状況、改善点などについて保護者の皆様にご報告しました。保護者の皆様には、お子様の学習が進み、より良い未来が開けるよう、互いに情報を共有し、担任との連携を続けていただければ幸いです。
【修了式・卒業集会】
修了式・卒業集会おめでとうございます。
9月19日(金)、修了式・卒業集会が挙行されました。1年間の学習期間が無事に終了しました。この1年間、生徒たちは日々の生活の中でクラスの友達、先生と多くのことを学んできました。また、3領域の子どもたちは、日本語能力試験(JLPT)、日本文化交流プロジェクト、進級試験合格など、将来に直結する活動にも取り組み、良い成果を上げました。来年度も生徒たちが引き続き努力し、不足部分を補い、学習に励んでくれることを願っています。
職員の紹介
・原田佳代子先生
原田佳代子と申します。民間企業での勤務および公立小学校での教員経験を経て、2022年3月から2024年3月までの2年間、JICA海外協力隊としてカンボジア・シェムリアップにて活動しました。現地の公立小学校において、算数の指導方法をカンボジア教員に紹介する取り組みに携わりました。再び、カンボジアにおける教育に携わることができて嬉しく思います。
CLAの子どもたちが、学ぶことの楽しさを実感し、学習以外の面でも友人との関わりを通じて多くのことを身につけられるよう、微力ながら尽くして参りたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
・西尾由香先生
こんにちは!西尾由香と申します。「日本の公立小学校で長年勤務してきました。カンボジア
人の子どもたちが、世界で活躍できるようにサポートしていきたいと思います。」どうぞよろしくお願いいたします。
・森迫辰夫先生
こんにちは!日本の九州の宮崎から来ました。38年間数学の高校教師をした後、数々のボランティアを経験してこのカンボジアに辿り着きました。今年の3月にマーシャル諸島から帰って日本中の百名山、百低山を登る計画(既に12山完登)を立てていたのですが、カンボジアのこの学校(CLA)を知り興味があって応募し現在に至っています。日本の高校では生徒の学力向上の責任者として長年携わり、この学校でもそのノウハウを活かしカンボジアの先生方と共に生徒の算数・数学の学力向上に関わっていきたいと想っているところです.
退職スタッフのご挨拶
・森木田恵先生
CLAで過ごした2年4ヶ月。振り返ればあっという間でした。CLAではひまわり組の担任をさせていただき、言葉は分からなくても心で通じ合えたなと思えるくらい愛情を持って接してきました。カンボジアの子ども達の先生になれてとても楽しくて幸せな毎日でした!
私はカンボジアの先生と子ども達からたくさんのことを学びました。日本では出来ない経験もたくさんさせていただきました。カンボジアで過ごした日々は私の宝物です!日本から子ども達のこと、ずっと応援しています。
今までありがとうございました!
・大森まどか先生
私は2023年8期から幼児部に加わりました。7期生の子どもたちとはあじさい組の担任として一緒に過ごし、初めて持ち上がりでさくら組を持つことになりました。日本でも経験のない初の年長組で不安もありましたが、スレイパウ先生とチェン先生と協力して1年間全うすることができました。
2年間で子どもたちのたくさんのできた!を見られて、一緒に喜びを分かち合えたことは私の幸せです。
日本語は毎日の積み重ねで、ひらがなを見て読めたり、書けるようになっていて、私自身驚かされることも多かったです。子どもたちの可能性は無限だなと感じました。
CLAが大好きです。2年と4ヶ月ありがとうございました。